この記事ではスターレイルの階差宇宙で自動的に適用される「マッピング」について解説しています。
マッピングの仕組みや解除する方法などをまとめています。
階差宇宙のマッピングとは?
階差宇宙の「マッピング」とは、所持キャラクターのうち最大レベルまで育成できていないキャラクターを、階差宇宙内限定で仮に最大レベル状態で使えるようにしてくれる機能です。
たとえば、最近入手したけど育成できておらず、まだレベル1のままで、光円錐も遺物も装備していないキャラクターがいるとします。階差宇宙以外の、忘却の庭や歴戦余韻などでは育成していないキャラを使うことはできません。
しかし、階差宇宙の中ではマッピングが適用されるため、最大レベルの80まで育成された状態で使うことができます。
マッピングの仕組み
マッピングが適用される項目は以下の4つです。以下の4つの効果が、階差宇宙の中でのみ自動的に適用されます。
- キャラクターレベル:レベル80未満の場合、自動的にレベル80になる
- 光円錐:レベル80未満の場合、自動的にレベル80になる(未装備の場合、仮の星4光円錐が装備される)
- 軌跡レベル:開放していない軌跡が一時的に開放される
- 遺物とオーナメント:レベル15未満の遺物がある場合、レベル15のおすすめ遺物に置き換わる
例として、筆者の場合はアーランが育成途中で、遺物も最大レベルまで上がっていませんでした。しかし階差宇宙では、下のスクリーンショットのように、自動的におすすめ遺物が装備されてレベルも15になります。

このように全部の育成項目が最大レベルになりますので、すぐに階差宇宙で使うことができます。たとえ入手してから一切触っていない、何の育成もしていないキャラクターでも使えるのは便利ですね。
遺物セットの種類については、そのキャラクターのおすすめセットが自動的に選ばれます。
マッピングで選ばる光円錐の種類
光円錐については、何らかの光円錐を装備している場合はその光円錐のレベルが80になります。
光円錐を外して未装備の状態で階差宇宙に入ると、マッピング機能でそのキャラに合った光円錐が自動的に装備されます。
この光円錐はモチーフ光円錐ではなく、星4光円錐から選ばれるようです。
たとえば、試しにマダムヘルタの光円錐を外して階差宇宙に入ってみたのですが、「朝食の儀式感」がマッピングで適用されました。

ロビンでも試してみると、ロビンの場合は「過去と未来」でした。

このようにマッピングで選ばれる光円錐はけっこう平凡なものですが、一応そのキャラに合ったものが選ばれるようです。
限定キャラクターのモチーフ光円錐をマッピングで試せればよかったと思ったのですが、残念ながらそれはできないようですね。
マッピングは階差宇宙限定
マッピング機能は階差宇宙内でのみ有効です。その他のコンテンツでは使えません。
マッピングのメリット
マッピング機能のメリットは以下のようなところです。
育成リソースの節約
階差宇宙のマッピング機能を使えば育成素材や信用ポイントなどを消費させずに最大レベルで使うことができます。
周期演算を確実にクリアできる
毎週報酬がもらえる階差宇宙の周期演算では、マッピングのおかげで未育成のキャラでもクリアできます。
キャラが育ってないから毎週の報酬が受け取れないという心配がなくなります。
未育成キャラのお試しができる
まだ育成できていないキャラクターを階差宇宙で試すことができます。
筆者の場合はアーランやミーシャの育成が途中のままでレベル40から進んでいないので、階差宇宙のマッピングを活用して試してみることができました。
ただし、実際にやってみると階差宇宙のバフが大量に適用されるので、そのキャラクターが忘却の庭や末日の幻影などでどのくらいの強さになるのかの参考にするのは難しいと感じました。
「どんなキャラクターなのか、使っていてどのような楽しさがあるのか?」といった感覚的なことはお試しできます。一方で、「この遺物セットや光円錐でどのくらいのダメージが出せるのか?」といった数字は階差宇宙のバフが強力すぎて参考になりませんでした。
新しく入手したキャラをすぐに使える
たとえばガチャで新しく入手したキャラクターや、無料配布で受け取ったキャラクターがいる場合、レベル1の状態でもすぐに階差宇宙で使えます。
忙しくてゲームを遊べる時間があまりない、というときは階差宇宙のマッピング機能ですぐに使えるのはとても便利だと思います。
マッピングを解除する方法
現状は階差宇宙内でマッピングの条件を満たすと、自動的に適用される仕組みになっています。自動的ということは強制的にということでもありますので、マッピングの条件を満たしてしまうと自分で解除することができません。
キャラクターレベル、光円錐レベル、軌跡レベルの場合
キャラクターレベル、光円錐レベル、軌跡レベルについては、レベルが低いほうがよいという状況は基本的にはないので、マッピングが解除できなくても特に困ることはないでしょう。
遺物のマッピングを解除する方法
問題は遺物のマッピング解除方法です。たとえば自分の選択で2セット効果×2種類の組み合わせで使っている場合でも、マッピングが適用されると強制的におすすめ遺物に上書きされてしまいます。
自分が選んだ遺物を使いたいからマッピングを解除したいというときは、マッピングが適用される条件を満たさなくする必要があります。具体的には、自分が選んだセットで、遺物の4部位と次元界オーナメントの2部位の合計6種類をすべてレベル15まで上げることが必要です。最大レベルまで上がっていればマッピングが適用されませんので、自分が選んだセットで階差宇宙に挑戦できます。
まとめ
階差宇宙のマッピングは、未育成のキャラクターが階差宇宙内限定で最大レベルまで自動的に強化される機能です。
育成素材や信用ポイントなどを使わずに育ってないキャラクターが使えますので、今まであまり使わなかったキャラを積極的に楽しめるというメリットがあります。
ただし最大レベルに到達していない項目があると強制的にマッピングが適用されてしまいます。自分が選んだ遺物で挑戦したいときは、全部の遺物をレベル15まで上げるようにしましょう。