ヒアンシーは崩壊:スターレイル(スタレ)のver.3.3で実装の記憶の運命のヒーラー。
ヒアンシーの特徴のひとつに、必殺技を使用することで発動する「雨上がり」状態があります。
この記事では、ヒアンシーの「雨上がり」状態の仕組みや効果、メリット、注意点を詳しく解説します。
上部画像の出典:HoYoLab
★この記事はヒアンシーの「雨上がり」状態に特化した内容です。ヒアンシーの使い方や育成方法、遺物、光円錐、編成などは以下の記事で総合的に解説しています。
ヒアンシーの「雨上がり」状態とは?
ヒアンシーの「雨上がり」状態とは、ヒアンシーが必殺技「晨昏の中に飛び入るわたしたち」を使用した後に入る強化状態のことです。
「雨上がり」状態は3ターン継続し、味方の最大HPアップ、イカルンの精霊スキル発動の効果が得られます。
ヒアンシーの「雨上がり」状態の仕組みと効果
「雨上がり」状態の発動条件
「雨上がり」状態の発動条件は、「必殺技を使うこと」のみです。
ヒアンシーのEPを最大までためて必殺技を使えば、その後自動的に「雨上がり」状態に入ります。
「雨上がり」状態の継続ターン数
「雨上がり」状態は3ターン継続します。ターンのカウントは、ヒアンシーのターンが基準です。ラウンド数や他のキャラクターのターン到来は影響しません。
ヒアンシーのターンが回ってくるたびに継続ターン数がマイナス1されます。必殺技を使用後にヒアンシーのターンが3回来ると、そこで強化状態が終了します。
効果1:味方全体の最大HPがアップする
ヒアンシーが「雨上がり」状態になると、味方全体の最大HPが30%+600アップします。
最大HPが上がることで味方全体の生存性が高まり、最大HPを基準に効果が決まるスキルが強くなります。
効果2:イカルンの精霊スキル「黒雲退散!」を使えるようになる

ヒアンシーが「雨上がり」状態になると、ヒアンシーの記憶の精霊「イカルン」の精霊スキル「黒雲退散!」が使えるようになります。
「雨上がり」状態が継続しているときにヒアンシーがスキルを使用すると、イカルンが追加ターンを獲得して自動的に全体攻撃を発動します。
残りターン数の確認方法
「雨上がり」状態の残りターン数は、戦闘中の画面下部にあるヒアンシーのイラストの丸いマークで確認できます。
ヒアンシーの「雨上がり」状態のメリット
味方全体の最大HPがアップする
ヒアンシーが「雨上がり」状態の間、味方全体の最大HPが上昇します。上昇幅は「最大HPの30%+600」です。
たとえば、最大HPが5,000なら、2,100増加して7,100になります。
敵からの強力な攻撃にも耐えやすくなり、HPが低くなりがちな知恵や巡狩、虚無、調和の運命のキャラクターも生存率しやすくなります。
最大HPを基準に与ダメージが決まるアタッカーを強化できる
ヒアンシーの「雨上がり」状態で最大HPが増えると、自身の最大HPを基準に与ダメージが計算されるアタッカーを強化できます。
たとえば、キャストリスの記憶の精霊「死竜」のブレス攻撃は、キャストリスの最大HPの24%〜34%分のダメージを与えます。キャストリスの最大HPが増えるほど死竜の与ダメージが上がることになります。
その他の例としてモーディスやトリビーも自身の最大HPを基準に与ダメージが計算されます。刃は最大HPと攻撃力のハイブリッドになっていますが、最大HPの方がウェイトが大きくなっています。
ヒアンシーの「雨上がり」状態で最大HPが増えると、こういったHP参照型アタッカーの与ダメージを直接増やすことができます。ヒアンシーはヒーラーですが、「雨上がり」状態に入ると味方の与ダメージを強化するサポーターとしての役割もこなすことができます。
イカルンの精霊スキルでサブアタッカーの役割もできる
ヒアンシーが「雨上がり」状態になると、記憶の精霊「イカルン」の精霊スキル「黒雲退散!」が使えるようになります。
この精霊スキルの与ダメージはヒアンシーとイカルンの累計治癒量を基準に決まります。ヒアンシーの治癒量を上げることでサブアタッカーとしても活躍できるようになります。
イカルンの全体攻撃を強くする方法は以下の記事で詳しく解説しています。
ヒアンシーの「雨上がり」状態の効果的な使い方
EPを回復して「雨上がり」状態を維持する
「雨上がり」状態は3ターンしか継続しないため、継続時間を意識した行動が重要です。
できれば継続ターンが終了してすぐに必殺技を使用して「雨上がり」状態を維持することで、最大HPバフとイカルンの攻撃効果を継続させましょう。
ヒアンシーの最大EPは140と少し高めになっていますのでEP管理も重要です。
「雨上がり」状態中は戦闘スキルを積極的に使う
「雨上がり」状態中は、イカルンの精霊スキル「黒雲退散!」を発動させるために、戦闘スキル「降り注ぐ彩虹の愛」を積極的に使用することが重要です。
そうすると、味方全体のHP回復、味方全体のデバフを1つ解除、そしてイカルンによる全体攻撃の3つの効果を同時に発動できます。
戦闘スキルを使うとEPを回復できますので、次回の必殺技を早めることにつながります。
初回の必殺技をできるだけ早く使う
キャストリスやトリビーのようなHP参照型キャラクターと一緒に使うときは、戦闘開始後できるだけ早く必殺技を使って「雨上がり」状態に入ることが重要です。
最初の必殺技は味方のHPが減っていなくても早めに使っておいた方がよいでしょう。
ヒアンシーの「雨上がり」状態の注意点
SP消費の激しさ
ヒアンシーの立ち回りでは、戦闘スキルを高い頻度で使用することが効果的ですが、その結果SPの消費が多くなります。ヒアンシーは速度200以上を目標に育成するので、ターンが回ってくるのが速いという特徴もあります。
特に、「雨上がり」状態中はイカルンの攻撃を発動させるために戦闘スキルを多用するため、SPが枯渇しやすい点に注意しましょう。
「雨上がり」状態が途切れると全体の火力が下がる
「雨上がり」状態が終了すると、味方の最大HPが元に戻ってしまい、イカルンの全体攻撃も発動できなくなります。HP参照型アタッカーの火力が低下し、ヒアンシーもサブアタッカーとして機能しなくなります。結果的に「雨上がり」状態が途切れるとチーム全体の火力が下がってしまうことになります。
できるだけ「雨上がり」状態を維持するために、残りターン数とEPのたまり具合をチェックしましょう。
ホタルやロビンと同じように、必殺技の強化状態が終了したときにはEPがすでにたまっていて、すぐに必殺技を使用できる状態が理想です。
まとめ
ヒアンシーは必殺技を使うと「雨上がり」状態という強化状態に入ります。
「雨上がり」状態では、味方全体の最大HPが上がるため、キャストリスやトリビーのような自身の最大HPを基準に与ダメージが決まるキャラを強化できます。
さらに、ヒアンシーの記憶の精霊「イカルン」の精霊スキルも発動できるようになり、ヒーラーであるヒアンシーがサブアタッカーとしても活躍できるようになります。
「雨上がり」状態は3ターン継続しますので、EPをためてできるだけ長く継続させれば、ヒアンシーをヒーラーだけでなくサポート役・サブアタッカー役として活躍させることができます。