崩壊スターレイル(スタレ)のヒアンシーは、味方の最大HPを増やすことができる優秀なヒーラー。
ヒアンシーの能力を十分に発揮するためには、ヒアンシーの速度を200以上にすることが重要です。
この記事では、ヒアンシーの速度200を実現するための具体的な育成方法を解説します。
★この記事はヒアンシーの速度200を実現するための育成方法を紹介しています。ヒアンシーの使い方や育成方法、遺物、光円錐、編成などは以下の記事で総合的に解説しています。
ヒアンシーの速度200が重要な理由
ヒアンシーの速度200達成は、以下の理由から非常に重要です。
- 速度200を超えると、ヒアンシーの追加能力「凪いだ暴風」が発動する
- 「凪いだ暴風」によりヒアンシーと記憶の精霊イカルンの最大HP+20%
- 超過した速度1につき、治癒量+1%(最大200までカウント)
ヒアンシーと記憶の精霊イカルンの最大HPと治癒量が上がるので、ヒーラーとしての性能がアップします。そして治癒量アップによりイカルンの与ダメージも増えます。
逆に、速度が199以下だと追加能力「凪いだ暴風」が発動しないため、ヒアンシーの能力を最大限に発揮することができません。
いろいろな育成方法を駆使して、ヒアンシーの速度を200以上にキープすることが重要です。
ヒアンシーの性能や特徴については、崩壊スターレイル公式の動画でも解説されています。崩壊スターレイル公式によるヒアンシーの解説はこちら!
ヒアンシーの速度200を実現する育成方法
実際にヒアンシーの速度200を目指して育成してみましたが、以下の育成を順番に行うことで速度200に到達できました。
- レベル80まで上げる
- 軌跡のステータスボーナスを解放する
- 光円錐で速度を上げる
- 遺物とオーナメントのセット効果で速度を上げる
- 遺物の脚部(靴)で速度を上げる
- 戦闘中に遺物の「慈雨」効果を発動する
- 遺物のサブステータスで速度を上げる
上記の育成を行って遺物のサブステータスに速度を付けることができれば、戦闘中の他の味方のスキルによるバフなしでも、ヒアンシーの速度を200以上にすることができました。たとえばアスターや寒鴉の必殺技や、メッセンジャーの遺物セットなどの効果なしでも速度200を達成可能です。
まだ遺物の厳選が進んでいないときは、味方の速度が上がる調和のキャラクターをパーティに入れると速度が上がります。特に、パーティに入れるだけで速度が上がるルアンメェイがおすすめです。
以下で速度を上げる育成方法をそれぞれ具体的に見ていきましょう。
①レベル80まで上げる

まず、レベルを上げてキャラクター昇格を行い、レベル80まで強化しましょう。
レベル上げとキャラクター昇格は軌跡のステータスボーナス解放のために必要です。
②軌跡のステータスボーナスを解放する

次に、軌跡のステータスボーナスを解放していきましょう。速度のステータスボーナスは合計5つあります。
速度200を実現するためには、速度アップのステータスボーナスは全て解放する必要があります。
③光円錐で速度を上げる

光円錐は装備キャラの速度が上がるものを選びます。
基本的にはモチーフ光円錐「空の虹が消えぬように」、または「尽きぬ追憶」のいずれかになります。「空の虹が消えぬように」は装備キャラの速度+18%、「尽きぬ追憶」は+12%なので、やはりモチーフ光円錐の方が優秀です。
筆者はモチーフ光円錐を入手できたため、速度200達成が比較的楽になりました。光円錐で速度を増やせるほど、遺物のサブステータス「速度」の必要数が減ります。
「尽きぬ追憶」でも遺物を厳選すれば200は達成可能です。この場合、速度アップ量の差は6%なので、基礎速度の110に掛けて「6.6」相当分を遺物のサブステータスで稼ぐことになります。
ヒアンシー向けの光円錐の選び方は以下の記事でまとめています。
④遺物とオーナメントのセット効果で速度を上げる

次に、遺物とオーナメントのセット効果で速度を上げます。
ヒアンシー向け最適セットの以下の遺物とオーナメントを選ぶことが重要です。
- 「烈陽と雷鳴の武神」4セット:速度+6%、「慈雨」効果でさらに+6%
- 「深慮に浸る巨樹」2セット:速度+6%
このセットで、速度が合計+18%となります。
遺物セットはモチーフ光円錐のように入手可否が運に左右されないため、速度アップ効果を確実に得ることができます。
⑤遺物の脚部(靴)で速度を上げる

脚部(靴)のメインステータスは、星5遺物の場合、レベル15で速度+25となります。
速度200を目指すなら星5の速度靴は必須と言えます。
⑥戦闘中に「慈雨」効果を発動する

戦闘中に「慈雨」効果を発動すれば速度+6%が可能です。「慈雨」とは、ヒアンシー向け最適遺物「烈陽と雷鳴の武神」の4セット効果です。
上のスクリーンショットは「烈陽と雷鳴の武神」のセット効果の説明です。4セット効果のところに説明がありますが、「慈雨」の効果は「装備キャラ以外の味方を回復する」ことで発動します。ヒアンシーの場合は、戦闘スキル、必殺技、秘技のいずれかを使用するだけで発動します。
⑦遺物のサブステータスで速度を上げる
上記の①〜⑥は運要素ほとんどなしで完了できます。全て完了すると、戦闘中の速度は185〜200ぐらいになると思います。光円錐の種類と、装備中の遺物にサブステータス「速度」がどれくらい付いているかで変わります。
ここまで来たら、一度戦闘中に現在の速度をチェックしてみるとよいでしょう。もしこの時点で200を超えていれば目標達成です。
筆者の場合、この時点で速度195となっていました。このように、速度190前後まで来たら、あとは遺物のサブステータス「速度」を追加すれば速度200に到達します。

その後、後述する方法で遺物のサブステータス「速度」を増量して、無事速度200を達成できました。
ただ、速度200は出発地点なのでここからさらに速度を増やしていくことが重要です。速度200以降は速度が1上がるごとに治癒量が+1%ずつ上がります。これが速度最大400までカウントされて、速度400・治癒量+200%まで可能です。
遺物のサブステータスに速度をつけるコツ

遺物のサブステータスに速度をつける方法について見ていきましょう。上のスクリーンショットのように、サブステータスに「速度」が付いた遺物を入手することが目的です。
遺物のサブステータスに速度が付くかどうか、速度が伸びるかどうかは運に左右されます。開拓力や燃料を使って侵食トンネルに何度も挑戦しても、理想的な遺物はなかなか出ないものです。
筆者がやってみた方法のうち、開拓力をあまり消費せずサブステータスに速度を出しやすい方法を紹介します。
合成マシンで頭部と手部をたくさん作る
サブステータスに速度を付けるためのおすすめの方法は、「合成マシンで遺物残骸を使って頭部と手部をたくさん作る」というやり方です。
理由は頭部と手部はメインステータスが固定されていて、頭部は必ずHP、手部は必ず攻撃力だからです。そのため、サブステータスに速度が付いてくれさえすればとりあえず目標の遺物が出来上がりとなります。

上のスクリーンショットは、合成マシンで遺物残骸を500使って頭部を5つ合成したところです。
サブステータスに速度が付くこと自体はそこまで激レアではありません。メインステータスが固定の部位なら5個〜10個ぐらい合成すればサブステータス速度付きが1個は出てくれると思います。
ただし、これを別の部位でやると、メインステータスが固定ではないため、せっかくサブステータスに速度が付いても使えないことが多いです。
たとえば、合成マシンで胴体の遺物を合成するとします。胴体でサブステータスに速度が付いたとしても、メインステータスが攻撃力だと、ヒアンシーの場合は使えません。ヒアンシーに適した胴体の遺物はメインステータスが治癒量か、またはHP%です。メインステータスが治癒量で、さらにサブステータスに速度が付くというのは要求が2つあるので出現する確率が低くなります。これを狙って合成を繰り返すと遺物残骸がいくらあっても足りなくなってしまいます。
頭部と手部ならサブステータスに速度が付けばよいだけなので簡単です。運要素はありますが、筆者の場合は頭部と手部で合計15個ぐらい合成して、サブステータス「速度」付きは3個出ました。
次に、サブステータスの強化の振り分けで速度が上がる必要があります。下の画像のように、振り分けの運が悪いと作り直しになります。

とはいえ頭部と手部はサブステータス厳選しやすいので、開拓力ではなく遺物残骸を使ってサブステータスの速度を付けることができます。
まず速度200を実現してから他の部位を厳選
とりあえず頭部また手部を合成マシンでいくつか合成すれば、サブステータスに速度が付いたものが出てくれます。レベル上げで速度が伸びれば、ヒアンシーの速度200を実現できます。
常時「凪いだ暴風」を発動できるようになったら、時間をかけて他の部位でもサブステータスに速度が付くように厳選することができます。
まとめ
ヒアンシーの速度を200以上にすれば、追加能力「凪いだ暴風」で最大HPがアップして、さらに超過分で治癒量もアップします。
しかし速度200はスタート地点です。最大で速度400まで恩恵がありますので、じっくり厳選して強化したいですね!